2年生の技術の授業を紹介します。この授業では小さなロボットをプログラミングで制御して、期待どおりに動かす課程を通じてを学びを深めていきます。今日はロボットが何かに「ぶつかったら停止する」プログラムを組んでいます。生徒は数人で班を作り、それぞれのタブレットPCに、プログラムを入力していきます。そのプログラムを交代でロボットにつないで、実際の動きを確かめます。


生徒はビジュアルプログラミングという命令同士をブロックを組み合わせていくようなプログラミングの入門用の言語を使用しています。複雑な命令を作るのは苦手ですが、直感的でわかりやすく、入力ミスによる失敗の少ないことが特徴のプログラミング言語です。

写真だけではわかりにくいのですが、生徒は以下のような言葉を発しながら、この課題にチャレンジしています。なお、写真と言葉は必ずしも一致していません。

「まずどこからやる?」 「止めるためには、まず動かそう」
「センサーはある?」

ロボットの動きを見て「おー、すげー、こっち、こっち」
「どうしたらいいのかなぁ?」

「まじめにやってるのに、(まっすぐ進まず)回り始めた。」

左側の生徒の指先のところに、タッチセンサーが組み込まれています。

「もし〇〇がきたら△△する、っていう命令ある?」
「だめだ、(ロボットに)教育が足りてない」
課題解決に向かって試行錯誤しながら論理的に進めていく生徒の取り組みは、まさにプログラミング的思考と感じられました。
1月29日の午後に1年生の校内少年の主張大会が開かれました。この大会は各クラスの代表7名が1年生全体に自分の主張を発表するものです。このうち3名が校内大会に進出することになっています。発表は会議室から各教室にリモート配信されています。リモート配信ですが、会議室には発表者と各クラスの学級委員が参加しており、緊張感が高まります。

各クラスの代表者の発表です。発表順はくじ引きで決定しました。







内容は多岐にわたり、環境問題、自分らしさ、人間関係の距離感、夢中になるものを作り出すこと、戦争、見た目で判断すること、かけがえのないものなど、それぞれの主張が繰り広げられました。どれも聞き応えのある主張でした。各クラスではリモートで主張を聞き、すぐにデジタルで採点を行いました。

30日の朝に、1年生の代表3名が発表されました。緊張感の高い発表を乗り越えた校内大会進出者の活躍を期待します。なお、2年生も2月上旬に同様の大会を予定しています。
今日は1年生の音楽の授業を紹介します。今日の音楽は和楽器の箏曲(そうきょく)の学習です。音楽の教科書では「琴」ではなく、「箏」を使っています。今日は2回目の授業なので、生徒はチャイムの前から着々と箏を運び準備を始めています。箏は10面あり、2名から3名一組で学習します。


いよいよ授業が始まり、まずは調弦(チューニング)をするために、柱(じ)と呼ばれる弦を張るための白い駒を仮置きとしてバランス良く配置しました。次に動画資料を使い構え方を確認しました。正しい姿勢で構えられたら、基本的な調弦である平拍子(ひらびょうし)になるように柱を動かし調弦します。調弦はピアノの音に合わせて、一弦一弦合計13本の弦を調律しました。慣れない作業なので、今日はこの調弦に時間がかかり、次回の課題となりました。


組を作っているので、お互いのアドバイスが有効です。


調弦の次はいよいよ演奏練習です。生徒にはほぼ漢数字の表が配られました。

その表にあるとおりに、「七七八◎七七八◎」と7番目の弦と8番目の弦を順にはじいていくと(◎は休符)、「さくら さくら」と聞こえるではありませんか。生徒はいよいよ楽しくなり、交代しながら演奏練習を始めました。




次回は演奏練習時間が増え、さらに学習が進むことでしょう。
今日は1年生の社会の授業を紹介します。この授業は世界地理のオセアニア州の1回目になります。そこで生徒とともにオセアニア州の学習をとおした単元課題を立てました。まずはオセアニアにある国の名前と国々のイメージの発表です。元気に挙手をして答えていました。おかげでよいウォーミングアップとなりました。


次は貿易額と対象国の推移のグラフと、移民の出身州の移り変わりのグラフを班を作って読み取ります。生徒は読み取りを班で共有し、自分のプリントに書き込みました。


そして生徒は読み取ったことをもとに、課題を設定します。「なぜヨーロッパとの貿易が減り、アジア州との貿易や移民が盛んになったのか」などの課題設定が班ごとに行われ、チャット(アプリ)をとおしてクラス全体で共有されます。共有後は課題を解決する予想を立てました。


最後にクラス全体でオセアニア州の学習をとおした課題を設定して、本日の振り返りを行い授業が終わりました。

なお、昨日お伝えしたGライフログの名称は、生徒の投票により4月から吉ログとなりました。また、協力いただいた赤い羽募金14,475円を吉岡町社会福祉協議会をとおして寄付しました。
本日の午後に表彰集会と部活動の地域移行に関する生徒向けの説明会、生徒集会の3つが行われました。まずは表彰集会です。今日は59人分の表彰がありました。読書感想文や吹奏楽と合唱のアンサンブルコンテストなどの表彰がありました。




続いては、生徒向けに部活動の地域移行に関する吉岡町教育委員会の指導員さんによる説明会です。部活動にかかわる説明会ということもあって、生徒は真剣な表情で参加しています。


さらに、Gライフログの名前を変更し、より身近なものにするため、生徒の考えで名前を考える生徒集会を行いました。Gライフログとは、生徒自身の睡眠時間や学習時間、健康状態や気持ちの状態などを記録して、自己調整力をつけるためのデジタル記録です。生徒会本部役員から趣旨説明を聞き、すぐに投票が行われました。結果は明日の給食時に放送で発表する予定です。果たして、生徒はどの名前を選んだのでしょうか。



生徒はデジタル投票で自分の考えを投票しました。

本日は県議会議員の文教警察常任委員会の方と群馬県教育委員会の方であわせて約20名の視察がありました。皆さんは2班に分かれて、授業の様子を見学されました。
3年生の理科では周囲に暗幕を張り星座を壁に貼り付け、星座の見え方に地球の自転と公転が与える影響を学習をしていました。太陽み見立てた教室の中心のライトの光で、地球儀に昼の部分と夜の部分が表れ、自分の立つ位置を確認することで体験的に学習を進めるていました。ただ、暗かったため写真を撮ることができませんでした。
次は3年生の英語です。生徒は一生懸命、英語にチャレンジしていましたが、テレビカメラにびっくりしたと授業が終わって生徒は話していました。


こちらは1年生の数学です。生徒はそれぞれの課題に取り組み、展開図を実際にかいています。かいた展開図はタブレットで写真を撮り、チャット(様々なデータを送れる会話型アプリ)でクラス全体と共有しています。アナログとデジタルの融合により、個別の学習と協働的な学びが同時に進んでいます。



最後は1年生の道徳です。道徳もチャットとスライド(プレゼンテーション用アプリ)を使い、個人の考え表し友達の考えを共有しています。ICTを活用すると生徒の多様な意見を取り入れた道徳の授業となります。


今日は2年生の理科の授業を紹介します。電磁誘導と発電について学んでいます。導入と課題設定のため、手回し発電機と抵抗器および検流計をつないで、検流計の変化をみます。

生徒は順々に手回し発電機を回し、検流計の針の動きを確認しました。次は師範実験で手回し発電機同士をつないで片方の発電器を回します。すると、つながれたもうひとつの手回し発電機のハンドルがひとりでにくるくる回り始めました。

このことをヒントに生徒は次の実験に進みました。今度はコイルを検流計につなぎ、近くで磁石を動かすという実験です。この実験で生徒は自分たちでいくつかの条件を設定し、それぞれの条件に表れる結果をまとめていきます。


実験結果をその場でメモをするためには、ICTだけでなくプリントも有効です。

生徒の指先をみると、なかには今日の授業より先の部分を、探究している生徒もいます。

最後は、実験から得られた情報を共有し、学習のまとめへと発展させました。
また、午後には駒寄小学校で入学説明会が行われました。説明会終盤には活発な質問が飛び交い、昨日に引き続き、ますます新入学が楽しみになりました。写真が載せられず申し訳ございません。
1年生国語の授業を紹介します。この授業は主人公の気持ちの変化をとらえることをめあてにしています。まず、生徒はデジタル教科書の読み上げを活用して、教科書の読み取りをしました。

その後、表計算アプリに場面場面における主人公の気持ちを色にして、割り当てられた自分のセル(表のコマ)に塗ります。

塗れたところで、友達とどうしてこの色なのかを共有します。

もう一度、続きの部分を読み取りして、気持ちの読み取りをさらに色で表現します。すると、一転して色合いが変わりました。生徒はもう一度、どうしてこの色なのかを共有します。



最後は振り返りを行い、「色で表現すると言葉で言いにくいことも表すことができて、感情の変化がわかりやすかった」などの感想が書き込まれていました。
また、午後は明治小学校で吉岡中学校への入学説明会が行われ、卒業生である吉岡中在校生のビデオメッセージや吉岡中学校の生活の様子などを伝えました。児童の様子が見られ、ますます新入学が楽しみとなりました。

本日の午後に1年生2年生の授業参観と懇談会が行われました。今日も様々な場所で授業が展開しました。まずは、校庭での体育です。授業が進むにつれ生徒は元気にボールを追いかけていましたが、参加された保護者の方はかなり寒かったことと思います。お大事にしてください。

社会体育館では柔道の授業も行われていました。

こちらは1年生の理科の授業、重さとバネの伸びの関係を調べています。

次は国語の授業です。考えをまとめるために友達と相談することもできます。

授業の後は、1年生2年生ともにリモート配信を利用した懇談会です。両学年とも来年度以降に向けて進路や修学旅行などのお知らせがありました。

本年度最後の授業参観となりました。たいへんお世話になり、ありがとうございました。

土曜日、町の文化センターで人権意見発表会が行われました。吉岡中は1,2年生の代表が人権作文を発表しました。1年生は「寄り添う気持ちをもって」という内容の発表です。

2年生の発表。こちらは「人の内面を知る」という内容で自身の弟のことを含めて発表しました。

その後、町の子ども会議の内容紹介を生徒会本部役員がしっかりと3校を代表して町の人たちに伝えることができました。一部の終了後、2部として各賞受賞の表彰をしていただきました。
今日は実技教科の活動を中心にお伝えします。まずは1年生の音楽。

教師がピアノを左手で弾く部分の伴奏をながし、それに合わせて旋律を各自が考えてタブレット上で音を流して作曲しています。イメージした通りの音程が作曲できているのかな。

2年生は校庭でサッカーの活動。サッカーについては男女共修で取り組んでいます。今年から保健体育は単元によっては男女別で行うこともありますが、基本は男女共修にしています。

3年生の美術は篆刻彫りに入りました。中学校での卒業制作に当たる活動です。3~4時間で完成しなければなりませんが、黙々と彫っています。まずは持ち手の部分の制作。大胆に削っています。

3年生の音楽ではポピュラー音楽のジャンルを紹介する活動をしていました。自分の好きな曲やジャンルの特徴や好きな理由をスライドにまとめて発表しています。
今日の午後、1年生向けにキャリア教育講演会が開かれました。この講演会は2年生になった5月に予定されている職場体験学習に向けたキャリア学習の一環として行いました。講師は人材ビジネスを行う会社の方にお願いしました。2人の方に講演をしていただきました。講演は「私は〇○○になりたい! そのために□□□を行う をイメージしてみる」を最終目標に行われました。生徒は自分たちで会場を準備し、参加しました。この準備にも生徒の成長を感じます。


一人目の講演者は2000人のキャリア相談を行ってきた方だけに、説得力がありました。特に、「学校の時にもっと勉強していれば・・・」や「身だしなみや立ち振る舞いが重要」との言葉もあり、普段の学校生活やキャリア構築に直結する内容となりました。お二人のお話があったので、休憩時間もありました。休憩中は公演中と違い生徒はリラックスムードです。


もう一人の方は、ご自分の中学校時代にも触れ、生徒の目線を大切にお話しをしてくれました。「好き」「得意」「挑戦」などをキーワードに、今後の生き方を深める内容となりました。講演後は生徒からの質問の時間がありました。





最後は生徒代表によるお礼の言葉と花束で有意義な時間に終わりを告げました。



デジタル教科書の中に生徒の氏名カーソルが動いています。デジタル教科書にそのような機能があるのかを不思議に思っていたら、教科書をFigjamアプリを介して生徒と共有していました。なるほど、色々な活用の仕方がありますね。

美術室では水彩の色々な技法の体験。筆に絵の具をしっかりとにじませて紙に水滴を飛ばす感じでしょうか。ビュンビュンと何回も振っていた𠮷中生は自分のジャージにも着色したようです。

技術室では本棚の制作が佳境に入っています。キリで釘穴を掘ったり、金槌で釘を打ったり、のこぎりで部材を切ったり、かんなで表面を削ったり。道具を自分の手を使って作業する。貴重な活動です。

先日自分の大切なものの紹介を作成していた3年生英語のスピーチが行われていました。順番に友達の前で発表です。

3人終了するごとに発表者へのメッセージを打ち込んでいました。
3年生の英語の授業を紹介します。今日は「今の自分を伝えるスピーチをしよう」という内容です。まずは、教師と生徒、生徒同士のあいさつから始まりました。生徒同士も隣の生徒と英語であいさつをしています。

続いて、英語の歌を歌いウォーミングアップをしました。テレビコマーシャルで流れるような定番曲です。その後はグループ作りとメンバーを入れ替えるためのローテションを確認し、スピーチが始まります。発表順はジャンケンで決めました。

発表者はできるだけ手元の原稿を見ないで発表します。内容は自分の宝物や修学旅行の思い出など様々です。

身振り手振りがつくと説得力が増します。生徒が主役の授業です。

グループ内の発表が終わると、発表を聞いていた教員が「聞いていた人はしっかりとリアクションをしよう」「質問でよりよいプレゼンテーションへと、グループで作り上げていこう」などのアドバイスが入りました。

生徒は合計4回の発表と聞き取りを行いました。回を重ねるごとに発表者も聞いている人も、工夫を凝らします。最後はタブレットを使用して、この授業のまとめと振り返りを行い、自己評価を加えて担当教師にデジタルで提出し、この授業を終えました。
