本日の午後は、表彰集会と生徒集会が行われました。まずは郡市中体連総合体育大会の表彰を中心にした表彰集会です。本日の賞状は100枚を超えました。吉岡中の生徒の頑張りが本当に伝わってきます。
続いて生徒集会です。内容は生徒会本部役員による校則見直しの活動です。まずは、先日生徒会本部役員がタブレットを使い行った校則についての生徒アンケートの結果が報告されました。リモート集会なので、生徒会本部役員は会議室から配信し、生徒は教室で視聴しています。
生徒会本部ではアンケートから現状を振り返り、今後の校則見直しの活動について、自分のこととして考えていこうと呼びかけていました。
午前中の期末テストを終えた後、避難訓練が行われました。まずは地震が起きた想定です。3年生もしっかり机の下で頭を守っていました。
その後、職員室で火災が起きたという訓練放送が入り、おさない・はしらない・しゃべらない・もどらないの「おはしも」をイメージしながら校庭を目指します。この青い非常階段は昨年度リニューアルしていただいたものです。降りるときは、見晴らしがよくて人によっては怖い感じがします。やっぱり、体験することが重要です。
様々な方向から、整然と校庭へ向かいます。
人数確認の後、校長先生に話をしてもらい、本日の避難訓練は終了です。今年度の避難訓練は、もう一度12月に行う予定です。
音楽の授業では10月に行われる合唱コンクールの練習が始まりました。今回は発声練習を兼ねた校歌の斉唱から授業が始まりました。次はさっそくパート練習です。ソプラノ、アルト、男声の3部に分かれていました。
こちらはソプラノパート。写真赤丸印をご覧ください。タブレットから出る音声を、5本のイヤホンに分配しています。イヤホンは2人で使用している生徒もいます。他の音に影響されない生徒の工夫が光るパート練習です。
こちらはアルトパートです。アルトパートもタブレットでYouTubeを利用したり、キーボードを利用したり、パートリーダーを中心に工夫をしています。このような工夫が吉岡中らしさとなっています。
一番人数の多い男声パートは、最初にピアノ伴奏にリードしてもらい音をとります。
次は、人数が多いので大型ディスプレイの前で練習に取り組みます。
そして授業の終わりには、合唱して本日のまとめです。
夏を通り越して、秋が楽しみになりました。
いよいよ梅雨入りのようです。しっかりと雨が降っていますが、生徒はきちんと授業に参加しています。1年生の理科の授業です。3種類の白い粉末を区別する方法を考えます。まず、自分自身の言葉で学習課題を設定します。次に個人やグループで考えて、解決する方法を予想します。今後の授業で実際に実験をして、考察を深めます。授業を担当している先生は、「実験で成功するだけが、勉強ではないよ」と生徒の思考と過程を支援していました。
学習の過程が大型ディスプレイと個別のタブレットで共有されています。以後の実験とその考察が楽しみです。
隣のクラスでは製図の学習です。早くできた生徒が、作品を見比べて刺激を受け自分の作品を見直しています。
2年生の教室では5月末に行った東京班別学習の振り返りを、プレゼンテーションソフトを使って作成していました。各班で撮った写真も活用しながら作成しています。ついつい思い出にひたりそうになるのを我慢しながらの学習でした。
吉岡中学校の図書室には約2万3千冊の蔵書があります。昼休みには本を片手に多くの生徒が図書室にやってきます。
コロナでの入室人数制限があった頃と違い、生徒が自由に図書室に来ることができます。このグループは昼休み中、しっかりと読み込んでいました。
本の貸し借りは図書委員が、コンピュータを使い実施しています。借りるときは本のバーコードを示すと、ピッと音がして返却完了です。借りていた本は自分で書棚に戻します。貸し出しはクラスと名前をバーコードで読み取ってから、本のバーコードを読み取り、貸し出し成立です。今日の昼休みは昨日の雨からの晴天のためか、来室生徒数は少なめで、貸し出し冊数も返却冊数も約60冊となりました。
一方、図書室の窓から外を見ると晴天の校庭でサッカーボールやバレーボールを使い、楽しそうに過ごしている生徒がたくさんいました。
アウトドア派の生徒もインドア派の生徒も思い思いの昼休みを過ごしていました。
1年生の給食の様子をお伝えします。4時間目終了のチャイムが鳴ると、一斉に給食準備に取りかかります。給食当番から先に手を洗い、エプロンとマスクをつけて準備が始まりました。同時に給食台をアルコール消毒しています。アルコール消毒はしっかり定着しています。
つづいて、配膳です。このクラスは自分の給食は自分で取りに行くスタイルです。1年生といっても給食は7年目、誰がどこを担当してもスムーズに進みます。
配膳を待つ間には本を読む生徒やタブレットに入力する生徒もいました。もちろん、「お腹すいた」と元気な声もありました。
チャイムから13分後には配膳完了です。そして「いただきます」。
今日の給食の献立です。ロールパン、チキンチーズやき、キャベツとツナのソテー、だいこんスープ、牛乳です。
楽しそうに食べていました。
毎日の給食に感謝です。
先週に引き続き、体育大会午後の部をお伝えします。まずは各学年の長縄です。生徒は昼休みにもたくさん練習をしてこの日を迎えました。
1年女子 ほこり高き跳躍。
1年男子 なかなかの高さです。
2年女子 息がぴったりです。
2年男子 応援が力になります。
3年女子 まるで集団演技。
3年男子 安定感あり。
続いては、学級対抗全員リレーです。
1年女子 コーナートップからきれいに走路に入りました。
2年女子 まさに一生懸命。
3年女子 とどけ私の思い。
1年男子 後ろを振り返らずしっかり受け取ります。
2年男子 混戦状態。
3年男子 地面を蹴る足音が違います。
結果発表の瞬間です。
やったね、1年生。
情熱の赤、2年生。
さすがの3年生。
生徒の皆さんのエネルギーを強く感じる一日でした。たくさんの感動とともに体育大会は終わりました。ありがとうございました。
13日に体育大会が行われました。午前中は薄曇りで絶好のコンディションとなりました。午前中の競技を中心に、競技を振り返ります。生徒全員の気持ちの代表としての選手宣誓から始まり、さっそく中長距離走が行われました。
苦しい呼吸の中がんばりました。
緊張のスタート。
新記録を狙います。
やったね。
たとえゴールテープを切れなくても、勝負がつくまで全力です。
その頃、フィールド競技も行われていました。まずはハンドボール投げ、3回の試技で競われます。
すっかり柔らかくなった砂場では、走り幅跳びです。
100m走は決勝審判席からお届けします。
きわどい勝負
午前中の最後は選手リレー。迫力があります。
勝負のバトンパス、気をつけて。
アンカー勝負
実況席も緊張感にあふれています。
午後の部は、後日お届けします。
ご協力ならびに応援ありがとうございました。
今日は明日の体育大会に合わせて開会式などの予行と会場の準備が行われました。予行での様子は明日の当日にゆずり、今日は準備の様子をお伝えします。まずは多くの生徒が行っていた石拾い&草むしりです。派手さはありませんが、とても重要な仕事です。
次はテント張りです。本部や生徒の実況放送席になります。重いので声をかけ気持ちを合わせて持ち上げます。
砂場では走り幅跳びの準備です。1年間使用していなかったので、着地点がかなり堅くしまっています。力強く柔らかい砂をつくってくれました。
ここは本部前のストレートです。リレーのゴールなどで使われます。明日ここで転ぶ生徒がいませんように、心を込めた石拾いです。
2年生の理科の授業を紹介します。第3理科室の壁には「探求の過程」という学びの手順が書かれた掲示物が貼られています。
この探求の過程をみながら、生徒のいる各テーブルをみると石が置かれています。その石は鉄鉱石だそうです。生徒はおのおの鉄鉱石を手に取りつつ、本日授業は始まりました(自然現象への気づき)。次は鉄鉱石や銅鉱石、酸化鉄や酸化銅のレクチャーを受けてから、映像資料を観て班ごとの課題設定に移りました。生徒はこれまでの知識や班員との会話をとおして、班ごとの課題を設定していきます。
各班は「酸化銅を燃やしたら銅になるのか」、「鉄鉱石に熱を加えたら、鉄はできるのだろうか」、「酸化銅を銅にすることができるのか」などの課題を設定していました。生徒は探求の課程にのっとり、各人のスライドに探求の方法や結果を入力しながら学びを深めていきます。
“リーディングDXスクール”は、生徒のもつタブレットとWifi環境を活用して生徒の情報活用能力の育成しつつ、よりよい学び充実や職員の校務DXを行い、全国にその取り組みを紹介していく先進的な事業です。本日はその指定校として7つの授業公開が行われました。前橋市教育委員会の方や吉岡町関係者等で20名を超える参加者がありました。公開された授業の一部を紹介いたします。
1時間目、1年生の数学の授業です。生徒自身が課題を設定し、自分自身の工夫や友達との学びをとおして本日の授業が成立するように、この授業のゴールを生徒と相談しながら学級で決めました。
生徒は基礎的な事項を学級全体でインプットした後は、練習問題に取り組みます。練習問題を解いたならば、その解法を写真に撮りクラスのチャットスペースにアップロードして共有します。
問題を解くために自力でがんばる生徒がいます。タブレットで友達の解法を見比べながら自分に合った解法を見つける生徒もいます。先生と相談する生徒もいます。練習問題をクリアした生徒と学び合いをで課題に取り組む生徒もいます。方法は個別でその生徒に合った方法で繰り広げられます。授業の終盤は本時の振り返りを文章でチャットスペースにあげました。振り返りは生徒自身の言葉で書かれており、学びの足跡がしっかりと表れていました。
2時間目の数学でも個別で課題に取り組む生徒と学び合いで課題に取り組む生徒がみられました。
3時間目の国語、4時間目の理科、5時間目の理科と技術の授業も同様に様々な方法で学習に取り組む様子が見られました。
本日は、吉岡中学校の普段の取り組みとして生徒が主体となる授業とタブレットを活用する生徒がたくさんみられるリーディングDXスクールとしてふさわしい授業公開日となりました。
今日は2年生の授業において国語と英語で、それぞれ文法の学習をしていました。まずは国語で1年生の復習からとして、活用する自立語と活用しない自立語の種類と実例を確認していました。
動詞、形容詞、形容動詞、名詞、副詞、連体詞、接続詞等、日本語の美しさを成立させる品詞の多さにあらためて驚きます。2年生の終わりには活用する自立語を口頭でも練習する予定です。
一方隣の教室では、「動詞と不定詞をマスターしよう」というめあてで英語の学習が行われています。生徒はプリントに学習内容をまとめた後は、友達と実際に「動詞のing形」や「to+動詞の原形」などを書き換えたり適切な用法を考えたりしています。
生徒同士の学び合いの最中に、ミニテーチャーと呼ばれる生徒が教師の呼びかけによって現れ、生徒の疑問に答えています。学び合いは重要な学習方法となっています。
国語も英語もたくさんの品詞に囲まれていました。
技術室では2年生の植えたミニトマトがどんどん大きくなっています。教室がトマト畑になりそうです。
今日の午後は2年生が八幡山グランドで体育大会の学年練習を行いました。これまで体育の授業で練習を行ってきましたが、今週は学年ごとにまとまって練習を行います。当日まで一週間となり、生徒の盛り上がりを感じます。
3年生の教室では数学で、「できなかったところをできるようにするためのポイントを知る」というめあてで、授業が行われていました。初めにそれぞれの生徒が個別に練習問題に取り組みます。その後、自分たちで答え合わせをしながらできなかったところを、生徒同士で教え合いできるようにするためのポイントを探ります。
生徒は友達と協働的に学ぶことで学びの幅を広げていきます。
もちろん先生に聞くこともできます。
美術室では印鑑の制作が始まりました。今日は篆刻のデザインの決定まで進めます。生徒はフォントを選び、押印したときに文字が白抜きになる白文と文字が朱色で表れる朱文を選び、デザインを決定していきます。
教室の後ろには、3年生が2年生の後半に作成した堆朱(ついしゅ)が飾られ、華やかな壁をつくっています。
3年生の国語の授業にお邪魔しました。内容はゴリラのドラミングという胸を強くたたく行為についての説明文を読んで、筆者の主張を受けての自分の考えを班で発表する授業を行っていました。
生徒は発表を教室を広く使い参加しています。
大型ディスプレイでスライドを使う班が多い中、紙芝居風の発表をする班もあり工夫が感じられました。人形劇風な発表をする班もあると聞いています。
また、理科室では台車を使った「力と運動」の実験が行われていました。台車と紙テープを結び、紙テープを記録タイマーにとおすことで、台車の運動の様子が記録されています。実験は効果的な学習方法であることが実感されます。
2年生の社会では地形図の学習をしていました。生徒は国土地理院のサイトに入り、吉岡町近辺の地形図を確認しています。地図の中に含まれている地図記号や縮尺、方位と等高線を丁寧に学習していました。
16方位を使い、吉岡中から自宅の方向も探していました。中学生の頃、縮尺に戸惑ったことを思い出しました。
廊下では、英語によるスピーキングテストが行われていました。自分に関する質問に一生懸命英語で答えている姿に、応援の気持ちでいっぱいです。ただし、テストの邪魔にならないように早々に立ち去りました。
また、第二音楽室では1年生の音楽の授業です。こちらも校歌の歌唱テストが行われていました。テストを受けていない生徒がテストを受けている生徒をタブレットでビデオ撮影しています。ビデオ映像は音楽教諭に提出されます。ICT機器を使いよりよい評価につなげています。