5月
2025年5月2日
5/2 3年生の社会と1年生の環境学習
今回は3年生の社会を中心に紹介します。内容は「第一次世界大戦はなぜ起こり、世界と日本にどのような影響をあたえたのか」を学習しています。今日はその導入で、教科書にある第一次世界大戦と第二次世界大戦中の写真を見て、その写真にセリフと入れて、当時の人々の考え方や気持ちを想像するところから、授業を始めていきます。以下、それぞれの写真を見た生徒の書いたセリフを中心に紹介します。文章が多くなりますがお許しください。
写真1「戦争へ行く人」。出征する人と正面で見送る児童、周囲にたくさんの大人が見守っている写真。
・本当は悲しいのに国のため「万歳」と言わなければならないのがつらい。
・祖国のためにがんばる。行きたくない。国を守る。死ぬのはいやだ。
・無事に帰ってきてください。
写真2「米の配給」。配給所にたくさんの女性が並んでいます。中には子どもを背負っている女性もいる写真。
・お米をたくさんもらいたい。少しでも食べ物を食べたい。
・戦争のせいで食料が制限されて、生活が厳しい。
・配給が少ない。貧しい。
写真3「工場で働く女学生」。女学生が2人で工作機械に向かい、真剣に操作している写真。
・戦争のために働くなんていやだ。学生だから勉強させてほしい。
・早く戦争が終わってほしい。
・学校に行きたいな。授業が受けたいな。
写真4「集団疎開」。10人くらいの小学生と見られる人が、手を合わせ、車座で食事をとろうとしている写真。
・家に帰りたい。家族は元気かな。
・早く家族全員でごはんを食べたい。
・早く戦争が終わるといいな。不安だな。怖いな。
生徒の記憶と気持ちに語りかける授業が始まりました。
一方、1年生は総合的な学習の時間を使い環境学習が始まりました。導入はビデオ学習です。
今日はビデオを見ながら、気になる点をタブレットにメモしています。
中学1年生の入力スピードに驚きます。気づきを積み重ね、これから探究的に自分の立てた課題に取り組んでいきます。
2025年5月1日
5/1 生徒総会
今日は4月30日に行われた生徒総会を紹介します。今回の生徒総会は新しい試みとして、リモート配信と参集のハイブリッド方式で行いました。この方式にした理由はいくつかありますが、生徒会本部役員の意見を取り入れた部分もあります。生徒会本部役員や各委員会の代表、各部部長は会議室に集合しました。
始まる直前の緊張した場面です。
校歌も歌います。教室も同じです。
生徒会本部の進行で開会し、議長団が選出され、これまでの生徒総会と同じように生徒総会が運営されています。
ただ、パソコンに向かって発表するのは、大勢の前で話すのとは別の緊張感があります。
発表者は大画面を活用して、各生徒に向けて説明しています。
多くの生徒は大型ディスプレイに加えて、自分のタブレットで総会資料も見ています。
校則見直しについての話題もありました。校則については、質問も出て、生徒が回答する場面もありました。
初めての生徒総会の参加となる1年生の教室も順調です。そして、各クラスにおける議事の賛否もあっという間に数値として集計されました。また、生徒総会終了後はJRC入会式もありました。
これからも行事の工夫改善を重ねていきます。