中学校の保健体育では、武道の学習が必修化となっています。すべての競技に取り組むことはありませんが、剣道、柔道、弓道、相撲、なぎなた、空手、少林寺拳法、合気道、銃剣道の9種目があげられています。吉岡中学校の体育館は、令和11年(2029年)の第83回国民スポーツ大会において銃剣道の大会会場となる予定です。そのような縁もあり1年生向けに、体育の特別授業として銃剣道の授業が行われました。
講師の方は合計22名の方がいらっしゃいました。

全体的なオリエンテーションの後、まずは、国民スポーツ大会に出場した選手の試合の実演です。踏み込む音が大きく迫力があります。

次に、実際にタオルを使用した「構え」と「直れ」の講習を受けました。

そして班別に分かれて、木銃を使用した実習です。木銃は樫の木でできており。166センチメートルありました。段ボール紙に○印を書いて、足場を示してあります。

しっかり構えて。

ていねいに指導してもらいます。

パンチングミットをめがけて、突きます。



順番を待っている間も楽しくなってきました。

いつものように振り返りを行い、武道らしく礼に始まり礼に終わりました。ほぼすべての生徒が初めての授業体験となりました。

1年生の音楽では、混声三部で「カリブ 夢の旅」を合唱しています。
今日はその授業の2回中の2回目。授業の前半部分は、パート練習です。

教員と生徒のコンビネーションが絶妙です。

順番に交代して、教材用動画の音声をスピーカーから流して、生徒主体で練習します。



最後は合唱です。


この授業は本年度最後の授業となりました。振り返りの後、最後の授業だけに教員の想いも伝える場面もありました。
技術室では作成してきた棚を、いよいよ仕上げて持ち帰りです。今日はニス塗りの2回中の2回目。前回のヤスリがけから紹介します。紙やすりは木片に巻き付けることで、しっかりと力が入ります。


ヤスリがけが終わるといよいよニス塗りです。刷毛を使って塗っています。


自分なりの工夫が見られます。

背番号だそうです。

世界的に有名なネズミさんとのこと。

檜を使って作っています。末永く生徒の生活に役立てますように。
2年生の教室で習字の学習をしています。2年生の習字では楷書だけでなく、行書も登場してきます。まずはお手本を見ながらしっかりと書いています。


立派な作品です。

漢字だけでなく、行書に調和する仮名も練習します。

きれいに書けていますが、お手本があっても難しいとの感想がもれています。

こちらは美術室。自分の思い入れのある靴を描いています。授業の計画としては全7時間計画の7時間目。仕上げの段階です。

授業が翌週になっても、デッサンの続きができるように光の取り入れ口を東側に限定しています。

靴のよいところ、思い入れのあるところを伝えられるように描きます。


教科ごとに、本年度最後の授業が多くなりました。
本日は雪やみぞれの中の登校となりました。毎日のことですが、このような天候になると、ことさら生徒の安全な登校が心配されます。さて、体育館では予定どおり1年生球技大会(ドッジボール)が開催されました。実行委員のあいさつで開会です。

実行委員長は最後に全員でのエールを呼びかけました。

試合は7クラスの対抗戦ということもあり、予選が3チームリーグと4チームトーナメントの併用で少し複雑です。男女に分かれて試合をしますが、対戦クラスは同じです。予選の後は決勝トーナメントと順位決定リーグ戦となります。まずは準備運動から。

審判は生徒です。

あいさつをしていよいよ試合開始、精一杯のジャンプボール。

投げる。とにかく投げる。





こちらにボールが来ないでほしい思うほどのボール。



逃げる。よける。




とれた。

やったぜ。

応援は大事。


1年の終わりを迎え、クラスの結束力の高まる1日となりました。

少年の主張校内大会を紹介いたします。本日の校内大会までに、生徒はそれぞれが少年の主張を書いて、クラス内で発表しました。そしてクラス代表を選出して、学年大会を開催し、各学年の3人の代表が選出されました。その学年代表が集まり、本日の校内大会で意見発表を行いました。3年生は卒業しましたが、代表生徒は約450人の前で主張を繰り広げます。この環境で発表できるだけで、すごい経験であると感じます。

「生きるために、」

「自分らしく」

参加している生徒は、発表を聞くごとに審査用紙に自分の評価を書き入れます。




「本当の夢中を作り出す」

「目を背けるな 環境問題」

聞いている姿も素晴らしい。



「その針で何をするのだ」

「自分を信じる」

最後は発表者に拍手のシャワーをかけて、発表者のがんばりをたたえました。

発表者と参加者のおかげでよい少年の主張校内大会となりました。
最後に緊張のとけた一枚。

2年生の救急救命講習についてご紹介いたします。2年生の保健体育の授業では、救急救命についての学習が計画されています。そこで渋川広域消防署の南分署の方に来校いただき、特別授業を行いました。2年生は2校時と3校時の2回に分けて参加しました。あいさつの後、さっそく署員の方に見本を見せていただきました。

見本では連携の大切さを伝えていました。

胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)をしています。

いよいよ生徒の番になりました。まずは肩幅に足を開いて、足場を固めます。

次は手の組み方です。

組んだ手を訓練器具の上にのせて準備万端。

最後に背筋を伸ばすことで、しっかりと力が伝わります。ここからは実際に2分の実技です。



2分は思いのほか長く、終了後には拍手が出ます。

生徒はおもいおもいの感想を口にしています。多くは「疲れた・きつい」といった感じです。
交代で全員が実技体験を行ったところで、AEDの使い方の講習です。説明を受けた後、訓練用のAEDを使い、着衣のままで生徒の実技に入りました。


生徒にとって、命にかかわる大切な学びになりました。
本校に勤務しているALT(英語の授業をアシスタントする教職員)の授業が、本年度最後の日となりました。そこで、ゲーム性を取り入れた英語の授業が展開されました。授業が開始されると、4人から5人でグループを作りました。グループができたところで、授業の進め方の説明です。普段の授業どおり説明も英語で進められます。普段教室で使っている英語と違うため、少し戸惑いながらも一生懸命聞き取ります。やさしく説明してくれていますが、まさに生の英語といった感じです。いよいよグループは自分たちのキャラクターを選び、すごろくの要素を取り入れた英語ゲームの開始です。
スタートは横一線。

教員から質問が出て、それぞれの班が回答します。


質問に正解すると、サイコロを振る権利が得られます。

サイコロの目に合わせて、キャラクターを進めます。

進めた後は、ボーナスチャレンジでじゃんけんの勝者がカードを引きます。カードにはプラス〇駒進むや一番進んでいるチームを〇駒戻すなどのお楽しみが加わります。カードが見えないように高い位置で引いています。

スペルを問う問題もありました。

時間内にゴールに到達することはできませんでしたが、楽しい雰囲気の中、しっかりと英語に触れ、英語で表現する時間となりました。
本日は卒業式が行われました。学校最大の行事とも言われる卒業式ですので、前日の様子から紹介いたします。12日の午前中に、2年生3年生で予行演習を行いました。予行演習とはいえ、卒業式の意義を考え意識の高い演習です。すでに3年生は心身ともに卒業生の雰囲気をまとっています。在校生はこの2時間で最上級生になる心構えを作っていく姿が見えました。

午後は2年生を中心に会場準備と校内整備を行いました。


紅白幕を張り終えそうなところ。

これができた会場図です。メジャーを使いながら2年生が作成した作品です。

その頃、3年生は一足先に放課となり、卒業アルバムを使って特設のサイン会があちこちで開かれています。


明けて卒業式当日、9時15分になりいよいよ卒業生入場です。緊張が伝わります。



卒業式でのメインはなんと言っても、卒業証書の受領です。ひとりひとりの3年間の頑張りが認められる瞬間です。


送辞。先輩への想いがあふれます。

答辞。巣立ちを感じさせる力強い羽ばたきが感じられました。

終盤になり、卒業生は会場全体を合唱「正解」で震わせました。その感動に包まれたまま卒業式を閉会となりました。
卒業式後は、在校生が花道を作って卒業生を見送りました。卒業生と在校生、参列くださった来賓の皆様と保護者の皆様、すべての方のご協力で最高の卒業式となりました。



3年生が巣立ち、吉岡中学校には春のさみしい風が吹いています。

3年職員にはドイツでの勤務経験のある教員がおり、国際理解にかかわる特別授業を3年生全員に複数回に分けて行いました。特別授業なのでチャイム前から期待感が高まります。

今日のキーワードはドイツ語で「Vielfalt」(価値観は一つではない)です。授業の流れはハンブルクでの生活、ハンブルク日本人学校、ハンブルクで驚いた、ドイツ語に挑戦しよう、ヨーロッパの他の国々、英語は世界語の6つです。生徒は大型ディスプレイと教員の話を聞きながら、感想をもらしています。


挙手をする場面もありました。


いくつもの実例をディスプレイに写しながら、テレビの旅番組のように紹介します。「Vielfalt」(価値観は一つではない)がじわじわと、しかも確実に伝わってきます。

目を見て話を聞く姿は素晴らしい。

生徒はヨーロッパに行ってみたい、ライフワークバランスがすごい、やっぱり英語は大切などの振り返りをしていました。そして最後は拍手で終わりました。普段の授業にはない特別授業らしい終わり方となりました。

午後は最後の学年集会が行われました。まずは、教員一人一人からメッセージの伝達です。生徒への想いが伝わります。

その後は、これまで3年生を送る会で行っていた思い出のスライドショーを観ました。このスライドショーは3年生の入学当時の映像からは始まり、最近の映像まで織り込まれています。照明が消された中、生徒は繰り出される写真に盛り上がりました。そして、スライドショーの後は3年教員団によるステージ上でのライブです。観ている生徒の様子をご覧ください。
驚いています。

楽しくなってきました。


クライマックス。

歓声とともに終了です。

最後はステージ前に集まって、記念写真を撮って終わりとなりました。
2年生と3年生の次年度準備について紹介いたします。2年生は4月に行われる全国学力・学習状況調査の事前検証を行いました。教科は理科で、コンピュータを使った方式(CBT)で行います。そのための機器やネットワーク状況を含めた事前検証となっています。もちろん、生徒のコンピュータを使ったテストへの事前練習にもなっています。生徒はテスト本番ではなくても一生懸命取り組んでいます。


入力方法などの確認も重要です。

たくさんの生徒が一度にアクセスするので、テストに使われる動画が止まらずに動くかも大切な検証です。

そのころ3年生は、卒業を間近に控え教室環境の整備を行っていました。来年度の3年生が気持ちよく使えるように、まっさらな教室に戻す作業です。


高いところは気をつけて

1年間の成果をあらためて確認するクラスもありました。

教室内の物は減りきれいになりましたが、さみしさは増しました。
まだまだ寒い日が続きますが、吉岡中には春が近づいています。
1年生の数学の授業を紹介します。1年生はこれまでに平面図形の学習をしていました。その学習を生かし、サイコロを自作しています。このサイコロを使い2時間計画で相対度数と確率の学習を行います。


友達と比較もします。

サイコロができたら3と6が出た数を記録しながら、1000回目指して、サイコロを振ります。


記録をタブレットPCに入力していきます。

ノートに記録する生徒もいます。

1000回目指して、どんどん振ります。



振りながら生徒はこんなことを口にしています。
「手がバグってきた」
「入力の感覚がおかしい」
「こんな人生ゲームしたことない」
「楽勝だと思ったけど1000回は遠い」
次回は入力したデータを生かして、グラフ化していきます。どんな結果がでるか楽しみです。
そして確率と言えば、吉岡町在住の方から大谷翔平選手のポストカードセットを9冊、吉岡中の生徒へ寄贈いただきました。生徒に希望を募ったところ、96名の希望者がありました。そこで、本日の昼休みに公開抽選会を行いました。確率は96分の9。約30名の生徒が公開抽選会に参加してくれました。

抽選は吉岡中学校らしく、ICTの活用です。一人目の抽選は職員が見本として行いました。結果が出ると自然と拍手が起きました。

二人目以降は3年生を中心とする生徒による抽選です。


生徒が約30人集まってくれたので、確率的には数人当選するかと思いましたが、残念ながら集まってくれた生徒に当選者はいませんでした。当選者には担任より、寄贈品が直接手渡されました。なにはともあれ、楽しい昼休みになりました。寄贈していただいた方に感謝申し上げます。
1年生の習字の学習を紹介します。まずは、約1年ぶりに筆をもったクラスからです。筆の感触を思い出すところからスタートしました。特別な課題になる文字はもうけずに、おもいおもいの文字をしたためます。



この紹介までに4回の授業を行っていますので、いくつかの文字が登場します。
お手本を見ながら。いい姿勢です。

大型ディスプレイには、筆の運びが動画で映し出されます。

課題は「大木(たいぼく)」。


練習熱心。

廊下は展示会場になります。


作品が誇らしげにしています。
今日は2年生の人権学習と3年生の百人一首について紹介いたします。
2年生は5時間目に、全員で「人権啓発ビデオ『インターネットと人権 ~加害者にも被害者にもならないために~』」を視聴しました。内容は3人の高校生に繰り広げられるストーリーで、中学生にも身近に感じられる内容です。生徒は真剣に観ています。


視聴後は感想を入力して、自分の考えを整理します。

この人権学習は全校をあげて行われていて、1年生は先週から行い、3年生は明日行う予定です。
また、3年生の百人一首は、「日本文化に親しむ」をめあてに進められています。上毛カルタと違い不慣れなのは否めませんが、カルタの楽しさは伝わってきます。
穏やかに取ります。

これだ!

どっちが先か?

早い!!

この経験は進学先の学習につながることでしょう。

3月に入りましたが、昨晩はたくさんの降雪になりました。吉岡中では2時間始業を送らせました。校庭には10cmあまりの積雪がありますが、生徒が登校する道筋は教職員が早朝から雪かきをしてあります。

多くの教職員が雪かきに携わってくれました。𠮷中生は、通学路の安全に注意して、安心して登校してください。


登校風景、傘あり、傘なし思い思いです。


今日は長靴もあり。

校庭は一面の雪景色になりましたが、雨も降り昼休みに生徒は校庭に出ることができませんでした。そこで普段と少し違う昼休みの様子を紹介いたします。
踊っていました。

学級日誌の書き込み。

なぜそこに?

何を話していたのかな?

タブレット派もいます。


いい感じ。

図書室もいいですね。

探しているのは?

描いていたのは?

季節のもの。

このポーズはなに?

手作りカードゲーム。

普段は多くの生徒が校庭でボールを使っていますが、いつもと違う雪の日の昼休みとなりました。
1年生は3月の中旬に、体育の授業で行ったまとめとして球技大会を予定しています。まずは、授業の様子から紹介します。種目はドッジボールで男女別に練習しています。女子はていねいなボール回しが特徴的でした。

どうする?逃げる?

さぁこい!

男子は味方へのパスと攻撃の緩急が特徴的です。

来るのか? 来た!


スピードガンが必要です。

はたして、どうなる?

試合間は作戦タイム。この時間が学びを深めます。

電子ホイッスルをもって、生徒が審判をしています。

また、昼休みには各クラスの球技大会実行委員が集まり、大会運営についてミーティングをしています。ここでも生徒の主体性が現れます。立候補で役割が決まっていきます。

ルールに対する質問だけでなく、ルールに対する意見も出て採用され、学年全体で共有することになりました。

意見を述べるときの真剣な表情

2週間後の球技大会が楽しみです。